概要
埼玉県川口市にある当社のご近所様の日本家屋(築50年)をフルリフォームした事例です。増築に加え、トイレとお風呂のリフォーム、壁の張替え、床の断熱改修など家屋全体のリフォームを行いました。壁の移設などを伴う大規模な工事となりましたが、結果的に施主様の生活の質を改善するリフォームとなりました。
増築・リフォーム前
元々が増築された建物ですが、外壁がやや経年劣化してました。また、お風呂が廊下に面しており、脱衣場がなく廊下から直でお風呂場に入るような形になっていました。
また、洗濯機は仕切られた別のスペースに設置されています。今回はこのような不便なお風呂場周りを改善するために、間仕切りの調整を行うことになりました。
今回は、建物自体を拡張(増築)することで建物自体の床面積を拡張し、部屋の間仕切りを調整することになりました。
増築・リフォーム中
脱衣場の場所を確保するために、書斎として使っていた隣の部屋との間の壁を配置し直します。更に、脱衣場のスペースが増える分、増築により書斎用のスペースを確保します。
各部屋に段差があることで躓くことが多かったため、床の上に更に床を張ることにしました。また、冬になると床が冷たいとのことだったので、間に断熱材を入れ、断熱しています。
古いお風呂も取り外します。
増築・リフォーム後
今回の増築・リフォームの中では、トイレのリフォームも行っています。手すりを付けて施主様が使いやすいようにしています。
増築後は、お風呂場の前のスペースを脱衣場として使えるようになりました。また、洗濯機も設置できるようになりました。また、床は完全にバリアフリーとなっており、断熱もされています。
リフォーム後のユニットバスは贅沢なつくりとなり、ゆったりと入浴が楽しめます。また、増築されたスペースを活用して、広々とした書斎ができました。
新たな壁を上から張ることで、断熱性能を確保するとともに、増築されたスペースとの違和感がなくなりました。書斎の窓には階段を設け、高齢の方でも簡単に外に出られるようにしています。