高齢化に対応し、ヒートショックを予防するお風呂リフォーム(埼玉県川口市)

B!

概要

築30年のお住いのお風呂を高齢化対応、ヒートショック予防のお風呂にリフォームした事例です。場所は埼玉県川口市です。

リフォーム前

 

施主様は、洗面所の床がぶかぶかし、浴室のタイルの壁に出っ張りが出来てしまったこともあり、洗面所・脱衣所とお風呂のリフォームに踏み切りました。

浴槽は、従来のステンレス浴槽で、冬場になるととても冷たくなってしまい、お風呂を沸かしてもすぐに冷めてしまっていました。また、ご覧の通り、幅も狭く、足を十分に伸ばせないという状況でした。更に、このような従来型の浴槽はとても深い造りとなっており、高齢者の方にとっては出入りが大変となってしまいます。

浴室に関しては、古いタイプの浴室によくあるタイプのタイル張りの浴室となっており、こちらも冬場になるととても冷たくなってしまい、ヒヤッと感じる場面が多くあったそうです。ヒートショックという問題もありますので、早急な改善が必要なポイントでした。

リフォーム後

 

お嫁さんが沖縄出身ということなので、リフォームに当たっては洗面所・脱衣所の床に珊瑚石調のフローリング材を使いました。

右側の写真は、浴室暖房乾燥機のリモコンですが、このお家の場合は、浴室の床暖房の機能もついています。このように床暖房を導入することで、冬にヒヤッとすることがなくなり、ヒートショックの防止になります。

 

洗面所・脱衣所と同じく、浴室正面の壁を南国風をイメージした珊瑚石調のアクセントパネルとしました。照明は、天井はスッキリと見えるフラットラインLEDを採用しました。ご覧のように、左右で色合いが異なりますが、気分に合わせてLEDの明かりの色合いを切り替えることができます。左がくつろぎをイメージした電球色、右が爽快なお肌の確認がしやすい蛍光色とスイッチひとつで切り替えることができます。この照明のお陰か、リフォーム前のお風呂よりリフォーム後のお風呂の方が広く感じると施主様はおっしゃっています。

浴槽に関しては、断熱浴槽を導入し、更に浴室の壁・天井にも断熱材を配置し、冷めにくいお風呂にしました。このように、浴室と脱衣所・浴槽との温度差を少なくすることで、ヒートショックが起こるリスクを軽減できます。

 

網棚に見える棚ですが、棚としてシャンプーやリンスを置くことも勿論ですが、手すりとして使うことができるような設計となっており、洗い場でも立ち座り、浴槽への出入りなど浴室内における一連の動作をサポートしてくれます。

 

水栓は、ライトタッチ水栓といって従来の水栓のように握って回すという動作がなく、上下するだけでお湯や水がでますので、握力が低下したお年寄りでもラクに使うことができ、尚且つ見た目もスッキリします。

右の写真は、浴室の床ですが、なんと床暖房が入っており、お湯を流さなくても暖かく、体を洗っている最中でも寒さを感じることがなくなります。ヒートショックの予防のために、浴室を温める際も、浴室暖房と床暖房を併用することで、従来よりも短い時間で浴室を温めることができます。

 

後日お客様のところに伺い、使用の感想をお聞きしましたが、いつもはこの時期になると腰が痛くて夜中に目が覚めることがあるのがしばしばということでしたが、新しいお風呂になってからは、夜に腰が痛くて目が覚めることがなくなったとおっしゃっていました。浴槽で足を伸ばせるようになったことに加え、浴室で冷えることがなくなり、保温浴槽により体の芯から温まるようになったことがお客様の健康にも寄与していると思われます。

>>弊社のお風呂リフォームの特徴やお客様の声、価格はこちら

最新の記事はこちらから