概要
リフォーム前
リフォーム前は、お風呂場が寒く、洗い場に入る部分に段差があり、浴槽も深いことからお母様に負担がかかっている状態でした。
また、以前、他社でリフォームを行ったものの、その出来栄えに満足していなかったこともリフォームに踏み切った理由です。
リフォーム中
解体準備
解体工事といえば、男性が多いイメージですが、工事に入るにあたっての養生工事は女性スタッフが行います。きめ細かいところまで気を配ることができるのは女性ならではです。
解体中
浴室の壁を剥がし、浴槽を取り出します。
タイルを剥がしてみて分かったのですが、壁の中に埋め込まれた配管が水漏れを起こしていました。漏れた水によって濡れ、腐食が進んでおり、タイルの上の部分が黒くなっています。以前のリフォームの際に、水漏れを施行業者に指摘したところ、無視されたということです。
左の写真で水道管が茶色く変色し、腐食していることが分かります。リフォームに踏み切らなければ、破裂していた可能性がありました。
また、右の写真では、筋交いが腐食していることが分かります。筋交いは、地震に耐えるために重要な部分ですので、非常に危険な状態でした。
上記の腐食しているところを全て取り除き、解体が終了しました。
工事中
水道屋さんに腐食した配管を撤去してもらい、新たに配管し直しました。そして、筋交いを入れなおし、コンクリートを打ちました。この上に、ユニットバスを設置することになります。
また、「カバー工法」で既存のサッシの内側に新たに断熱性に優れたサッシを新設しました。熱が逃げにくくなり、お風呂場が冷めにくくなります。
防犯性能が低く、プライバシーの保護にも不安がある既存の細い面格子を外し、新たに可動式ルーバーを設置しました。
リフォーム後
浴槽は以前よりも広くなりました。また、入り口の段差がなくなり、浴槽も浅くなったことで、お母様も安心してお風呂に入れるようになりました。
浴槽は断熱浴槽を導入しました。自動洗浄機能がついていますので、お掃除の手間も少なくなりました。
更に、新たに浴室内にテレビの線を引き、大型のテレビを設置しました。入浴しながら、ゆっくりとテレビを楽しむことができます。
お客様からは、足が伸ばせることによってお風呂を楽しめるようになった、お掃除が楽になったという言葉をいただいております。