「点検商法」という言葉を聞いたことは無いでしょうか?
これは、「お宅の屋根壊れてるよ」「診断しますので上がらせて下さい」と言って屋根に上り、あたかも耐震性能などに問題があるように不安を煽ることで、リフォーム工事に勧誘するやり方を言います。
被害額は数万円から数百万円と様々ですが、実際にここ川口市やさいたま市で被害を受けた方の実例も聞いたことがありますし、全国でトラブルが頻発しています。
参考)国民生活センター 不安をあおり契約させるリフォーム工事の点検商法
このような商法が成立するのは、家主の方が直接屋根の状況を確認できず、業者の言い分を信用せざるを得ないからだと思われます。
これでは、施工業者が信用されないのも無理はありません。誠に残念なことです。
水品建工では、お客様の不安を解消すべく「ドローン点検」を導入しました。
当社では、今後屋根の現状点検の際にドローン撮影を行い、家主様と一緒に屋根の状況を確認して、リフォームを進めて参ります。
国家資格である無人航空機操縦者技能証明等を取得しており、飛行の際には国交省への飛行申請を経て行うことになります。
本事例は、ドローンによる屋根点検の第1号事例となります。
ドローンによる屋根点検の様子
まずは、ドローンを飛ばして上空から屋根の様子を確認しています。
こうしてみると非常に高画質で撮影することができ、屋根の様子も非常にハッキリと分かります。
ここまで様子が分かれば、家主様としても安心ではないでしょうか。
現状の屋根の様子
上張り(カバー工法)
今回のリフォームではカバー工法を採用しています。既存の屋根を全て剥がしてから行う「葺き替え」は工期が長くかかり、2004年以前に製造されたストレート屋根の場合はアスベスト含有の問題から処理にコストがかかります(本件というよりあくまで一般論です)。
そのため、短期間に低コストでリフォームできるカバー工法は現在広く活用されるに至っています。