概要
リフォーム前
リフォーム前のお風呂は、昔ながらのステンレス浴槽で、給湯器もバランス釜といってとても古いタイプのものでした。
ステンレス浴槽は断熱が不十分で、お湯が冷めるのが早く、また洗い場も冬になるととても寒くなるので、ヒートショックの危険性も高まっていました。
写真をみるとわかりますが、この頃のステンレス浴槽はとても深く作られており、使用者が年を重ねると年々入浴の際の出入りが大変になることに加え、毎日の掃除が大変になってしました。バランス釜の分、ステンレス浴槽が狭く、足を伸ばして入浴を楽しむことができないことも難点でした。
また、お湯を張るのも、浴室にわざわざ足を運ばなくてはいけないので面倒です。
換気も不十分なため、カビが発生しやすく、こまめに窓を開けることに気を使わなくてはいけませんでした。
工事中
工事中はタイルを剥がし、床や天井も壊すことが必要なため、多少音がでました。ユニットバスを導入する際は、このように浴室の床・壁・天井に至る全面改装が必要となります。
解体は、職人が2人で丸一日程度かかりました。軽トラの1台分の解体物が出ました。
解体の翌日は、水道屋さん、電気屋さんによる配管、配線工事が行われました。このように、お風呂(浴室)のリフォームの際は、6日程度の期間を必要とします。季節的には真冬を避ける方が多いようです。
リフォーム後
暖房・換気扇を導入することで、洗い場の寒さが改善しました。ヒートショックの危険性も低下しました。手すりを設置することで、転倒を防止しました。浴槽も、広く長くなり、足を伸ばして入浴を楽しむことができるようになりました。また、ステンレス浴槽と比べて断熱性も向上し、お湯が冷めにくくなりました。結果的に、光熱費の削減にもなりました。
お客様からは、「こんなに楽になるなら、なんでもっと早くやらなかったんだろう」というお言葉をいただきました。