長年風雨に晒されて劣化したウッドデッキを改修した事例です。
改修前
既存のウッドデッキは天然木を使ったものです。天然木は、ポリエチレンを材料に使う人口木と比べて、耐用年数は短く、5~15年と言われています。
劣化の原因として最も大きいものが、湿気・雨になります。木材が水分を吸い込むことで、カビを発生させたり、腐食につながったりします。それを防ぐために塗料を塗ることが一般的ですが、こまめに塗り替えをする必要があります。自然の風合いを生かすために、天然材料を使ったオイル塗料でオイルフィニッシュする方もいらっしゃいますが、金額が高く、耐用年数も短いことがネックです。
元々、着色されていますが、紫外線の影響も見逃せないところです。色あせなどの影響を及ぼすことがあります。
その他シロアリなどが劣化の要因になり得ます。人気のウッドデッキですが、天然木を使う場合、それなりの対策やメンテナンスが必要となります。
改修中
今回も天然木を使って修理をします。
改修後
特に着色しないまま、ナチュラルな風合いのウッドデッキに仕上がりました。
こうしてみると川口市とは思えないような、素晴らしい自然の風景ですね。