一般的な住宅の構造計算項目は約200項目ですが、テクノストラクチャー工法では、8カテゴリー388項目の強度チェックを行なっております。

1.基礎の強さ(101項目)

家の重みや地震・風などにより基礎に掛かる力をチェックします。基礎の強度よりも大きな力が生じつ部分にはより太い鉄筋を入れたり、鉄筋の本数を増やしたりして強度を確保します。

2.柱の強さ(62項目)

床や屋根の重み、地震や風などにより柱にかかる力をチェックします。柱の強度が不足する箇所には近辺に柱を加えて強度を確保します。

3.梁の強さ(129項目)

床や屋根の重みにより梁にかかる力をチェックします。梁の強度が不足する箇所は梁の配置を変更して梁が負担する力を軽減させたりして、断面が大きくより強度の高い梁を配置します。

4.柱接合部の強さ(32項目)

柱と土台などをつなぐ金具部分にかかる力をチェックします。柱接合部強度よりも大きな力がかかる部分にはその力に耐えられるようにさらに接合金物で補強します。

5.梁接合部の強さ(26項目)

梁をつなぐ金具部分にかかる力をチェックします。梁接合部強度よりも大きな力がかかる部分には梁の配置を変更して接合部が負担する力を軽減させます。

6.耐力壁の量(18項目)

地域に応じた積雪量や風の強さを考慮した上で、充分な量の耐力壁が確保されているかどうかをチェックします。耐力壁の量が不足する箇所には筋かいや面材の耐力壁を追加して補強します。

7.耐力壁の配置(12項目)

耐力壁の配置バランスのチェックに「偏心率0.15以下」の厳しい基準を用いて全体的な壁配置をチェックします。

8.床の強さ(8項目)

耐力壁が充分な強度を発揮するために、それらをつなぐ床面・屋根面などの水平面も徹底的にチェックします。床強度よりも大きな力がかかる部分にはより強度の高い床を配置します。

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