一般的には、大手ハウスメーカーの建築費用に比べて工務店の建築費用が安いと言われます。実際、これはケースバイケースなのですが、概ね工務店の建築費用の方が安いと言えるようです。
当社の場合はどうかというと、こちらもケースバイケースになってしまうのですが、大手ハウスメーカーの費用と大きく変わらない場合と、より安くなる場合があります。
当社が新築の建築時には、耐震性に優れたテクノストラクチャー工法を活用することが多いため、一般的な在来工法と比べて、やや割高になります。とはいっても、在来工法の耐震性が低いという訳ではありません。在来工法と比べて更に耐震性やその他の住宅性能に優れている為、テクノストラクチャー工法を提案しているということです。勿論、お客様の予算に合わせて、在来工法で建築することもできますので、この場合はやや割安になります。
費用の考え方は重要なので、もう少し説明します。
IHキッチンやユニットバスなどの器機や、柱などの建築資材、工法などをよりグレードの高いものにするとやはり費用は高くなりますが、それによって当社がより儲かるということはありません。その分、直接的に住宅性能が向上したり、住み心地が向上する為の費用とお考えください。当社は専任の営業パーソンはおらず、大規模なTVCMも流していないため、人件費や宣伝広告費を費用としてお客様の建築費用に転嫁することもありません。当社のような工務店の場合、ハウスメーカーの費用と同じ位の費用となるということは、その分直接的に住まいの価値が向上するということなのです。